2009年04月12日

成行注文と流動性リスク

一部のオプショナーの間で、2009/4/10の夕場引けの5P8500の75円売り気配のことが話題になっていますね。(本来の価格の半値位の売り気配で、もしも約定していたら売った人は大損だったはず。)
まあ、これはきっと誤発注なんでしょう。

オプションは板が薄いことが結構あるので、成り行き注文は慎重にしないと危ないですね。
成り行きだと、100円位のつもりで成り売りして1円約定とか、10円位のつもりで成り買いして1,000円約定とかしても文句は言えません。
夕場とか期先とかは板が薄いことが多いので成り行き注文はしたくないですね。
私がオプションで成り行き注文を出すのは、板の厚い寄り位かな。

それからこの話、自分は成り行き注文はしないから関係ないやと思っている人もいるかもしれませんが、実はそういう人にも影響がある場合があるんですよね。
どういうことかというと、大引けのときに変な終値が付くとSPAN証拠金が大きく変動するということ。
以前に「SPAN証拠金の不思議」のコメントに書いたように、どうもSAPN証拠金は理論的におかしな値段でも付いた値段を基に計算してしまうようなので。
そのため、買玉に不当に安い値段が付いたり、売玉に不当に高い値段が付いたりすると、証拠金が激増したりします。

例えば「AC杯ファンドダービー2009」の「ポポフリャー」のように、ロングバタフライは理論的に最初に支払った額以上の損失はあり得ないので証拠金もほとんど変化しないはずと、証拠金いっぱいまで大量に建てているときに上記のようなことが起こると、とても用意しきれない証拠金を請求されるかも。
今の証券会社のルールだと、証拠金不足の場合は証拠金が足りるまで入金するか、ポジションを全部閉じるしか許されないので、そうなってしまったら、今閉じると不利でも全ポジションを閉じないといけなくなります。
流動性の低いところにポジションを作る時は、他人の誤発注のトバッチリで自分の証拠金が足りなくなるなんてことにまで気を付けないといけない訳ですね。

ということで、成り行き注文の話でも証拠金の話でも、流動性リスクには十分注意してトレードしましょうというお話でした。
posted by ガーベージコレクター at 21:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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